2013年3月26日火曜日

BUAISO




ぶあいそう

無愛想

ではありません

武相荘

です。


先日、旧白洲邸武相荘へいってきました。
白洲次郎さんと正子さんが暮らしていた邸宅です。

ご夫妻については詳しくは知りませんが、
白洲次郎さんは若いころイギリスへ留学し、
終戦後の日本国憲法成立に深く関わり、
 GHQ側に「従順ならざる唯一の日本人」という印象を与えた人物。

正子さんは伯爵家の生まれで文学や工芸、骨董に造詣があり、
執筆活動もされていた文化人、のようです。

そのお二人の感性が凝縮された邸宅。
ほんとうに見事でした。




邸宅の内部は撮影できませんでしたが、
昔ながらの農家でとても立派な梁がめぐらされていました。

それをお二人は少しずつ自分たちが住みやすいように整えていったそうです。


もともと土間だったところは、
白いタイルを敷き詰め床暖房を通し、
ソファを置いて客間に。
次郎さんのアイデアだそうです。


何気なく使われていたであろう家具や器は
骨董であったり高級なものであったり、
めずらしい海外のものであったり。
と思いきや、古民具などもあったり、
いたるところにお二人が「心地よい」
と思われるものだけをそばに置く、という
こだわりが見えました。





次郎さんは戦後の食料難を見越して自ら農作物を作っていたそうです。
使われていた農具がおかれている片隅に『シラス』の文字。
よくわかりませんが、たぶん電灯の笠と思われます。



江戸時代の燭台にそば猪口を組み合わせた花台。
正子さんのセンス。


邸宅の周りを散策していると、茂みの中に狛犬がぽつり。

ここはどこかに似てる。。。

と思ったら、前に働いていたギャラリー。
そこについてはいつか書く機会が訪れたら書きます。




とてもお二人のような暮らし方はマネできるものではないけれど、
心地よく暮らすヒントがたくさんあったように思います。

ぜひお出かけください。

また行きたいなあ。

2013年3月6日水曜日

あたらしいこと





こんばんは
太陽がまた活発になってきたような気がします
おひさまってほんとうにありがたい

さて、今月にやっと今年はじめての窯が焚けそうです
ずいぶんかたつむりペースできてしまいました。

ろくろに加え、型ものもすこし挑戦しました
釉薬もあたらしいものをつくってみました

春ですからね
あたらしいことしたいですよ

さてさてどうなるかな

自分でも楽しみです

楽しいことは自分で作れるんです

ってだれかが言ってたようなそうでもないような





2013年3月3日日曜日

ももの節句






こどもの頃は同級生の七段飾りに憧れましたが、
こびと家のどこか昭和なにおいがするおひな様も
ちいさくてとてもかわいらしいです。

また、こどもの頃から毎年母が作ってくれるおひな様のおにぎり。
こちらもたまごの黄色がかわいらしいです。
今日は母とこびとキッチン。
たびたび作り方を教わってましたが、やっぱりすっかり忘れていました。

薄焼きたまごは水とき片栗粉をいれると
うまくできます。

毎年、顔のウズラの卵はとがった方を下にして
ほっそり顔にしていましたが
今年はなんとなく丸い方を下にしてみよう、と
試しにお内裏さまの方をしてみたら
案外かわいい

来年からは下膨れにしよう、と満場一致
(母とわたしだけですが)


いつかわたしにも娘ができたら教えたいです。
下膨れのおひな様。


お皿は坂田有貴さんのです。