2013年9月7日土曜日

東北へ




先日、家族と東北へ旅行してきました。
一日目は平泉毛越寺、中尊寺金色堂へ。
二日目はレンタカーで大船渡、陸前高田へ。

前後しますが、まずは大船渡、陸前高田のことから。
自分の覚え書きということでも、ちょっと長くなります。

震災があってから、一度は現地へいってみなければ、という思いがありました。
でも、直視できるだろうか?とか、どこかでこわい、と思っていました。

父は震災があった年の夏に、いつのまにか陸前高田へボランティアへ行っていました。

帰ってきて父はあまり多くを語りませんでした。
(もともと多くを語らないのはいつものことなのですが)
熱中症に気をつけながらの作業で、主に側溝の掃除などをしたこと、
自分意外の人はほとんど学生ぐらいの年頃であったことなどくらいでした。

基本的に父は何を考えているのかよくわかりませんが、
たまにその年代特有の行動力を発揮するので、
総じて尊敬しています。

前置きは長くなりましたが、
父が陸前高田に土地勘もあり、毎月大船渡へ行っている知人の話も聞いて、
あれから二年半経って自分にも決心がついて
今になってようやく行く事ができました。



奇跡の一本松を見にいきました。
周辺は瓦礫がほとんど片付いてました。
しかし何にもありません。
ショベルカーと、所々土を盛って作られた小さい山。
それ以外はずっと雑草が茂ったどうなるのか見た目ではわからない土地。

レンタカーのナビが古くて、
次の信号を右、という指示と、地図には角に郵便局が表示されるのですが、
見渡すところ何もありません。
道路と空き地だけでした。

これがわたしが見た陸前高田でした。
どうなるんでしょう。
どうしたらいいんでしょう。



うーん


今のわたしにできることは、現地を見て、寄付のかわりに消費しよう!
ということで、大船渡では牡蠣を食べる!と決めてました。
これがわたしにとっては一番の目的だったかも。
大船渡おさかなセンターでいただいた牡蠣ラーメン。
牡蠣はボイルしてあるのに大きくてぷりぷりでした。。。。
また食べたいです。

もうさんまも水揚げされているそうですよ!
次回はさんまの時期に行けたらなあ。




一日目もこともメモ。
新幹線で一関に着き、午後からタクシーの案内で、
厳美渓、達谷窟毘沙門堂、平泉毛越寺、中尊寺金色堂、と回りました。

厳美渓ではこれです!空飛ぶ団子!


タクシーのドライバーさんが、どちらかというと物静かな方で、
どんな案内になるんだろうか、、、とどきどきしてましたが、
空飛ぶ団子ショーに心を鷲掴みされました。


達谷窟毘沙門堂は切り立った岩壁にぴったりとお堂が建てられて、
外には岩壁に彫られた大きな仏さま。
雨ざらしで一刻も早く保護が必要、
な割りには何もされていない。。。。
がんばって仏さま!

毛越寺は世界文化遺産です。
大きな池があり、浄土を表してます。
うん、うん、天国ってこんな感じかも。

中尊寺金色堂は言わずと知れた名所ですね。
こちらも世界文化遺産ですね。
きらっきらでした。
もうちょっと歴史をおさらいしておくべきだったなあ。
その時代では都ではなかったのに、
あれだけのものが作れるなんて、藤原さんすごい権力と財力だったんだなあ。。。




今回は自分の覚え書きみたいなものでした〜
とりとめがなくてごめんなさい。


おまけ



帰りに寄った普門寺の参道の両脇にあった立派な樹。
ハグ◎