西荻窪FALLさんでの二回目の個展、
『庭』かとうようこ陶展はじまりました。
初日の今日と明日も不在で申し訳ありません。
ギャラリーのブログで展示の風景がちらりと見えます。
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9日と11日にはおりますのでどうぞよろしくお願いします。
あと!
芳名帳横の引き出しにハーブの種がありますので、ご自由にお持ち帰りください◎
今回メインにした和紙染めの技法のことについて少し書きます。
(陶芸やってるひとらしく!)
どうなってるの〜?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんので。
古くからある陶芸の技法のひとつなのです。
その名の通り和紙を使います。
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まず和紙を好きな形に切って模様を付けたい素焼き生地の上に並べます。
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筆を使って紙の全体に水を含ませます。
そうすると生地に紙が密着してくれます。
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みるみる乾いていくので、完全に乾ききってはがれてしまう前に、
今度は薄めの陶芸用絵の具(呉須)を含ませます。
そうすると、紙の形にだけ絵の具が広がってくれて模様ができます。
この様子がおもしろいところです。
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何回か繰り返して絵の具を重ねれば濃淡が出せます。
乾いたらはがして針などで引っ掻いて模様をかきます。
その後釉薬をかけて本焼きをして完成!
筆で描いたのとはちがう、てぬぐいの模様のような感じになるのが
とても気に入っています。
まだまだ研究中ですが、いろいろと応用ができそうでたのしくやっています。
ではでは、展示は11日まで、西荻窪で会いましょう〜