2012年4月29日日曜日

野焼き


どきドキ土器
野焼きをしました

書いて字のごとく、野っぱらで焼きものを焼くことです

昨年の藤野ぐるっと陶器市からお世話になっている
アカセクレイワークスタジオの赤瀬さんと教室の先生と生徒さんと、
土器作家の熊谷幸治さんご指導のもと、参加させていただきました




はじめてだったのでどんな感じだったか、
自分もわかりやすいよう写真とともにレポート



まず枯れ草などを燃やし灰が地面にある程度敷き詰め、


そのあと作品を組んでいくように並べて、


炙り
火がついた炭をまわりから置いて徐々に炎を作品に近づけます
(ほとんどが素焼き済みのものでしたが、わたしが生のも持ってきたため、
ここは慎重にやっていきました、すみません)


火が作品に近づいたら、灰を上からかけて薪をくべて、勢い良く焚きます


薪が燃え尽きた状態です
これでも赤っぽい感じで焼けてOKなのですが、


上からさらに枯れ草を被せ燻すと、
黒っぽい色もでて変化がでます


完成!




焚いている時間は普段の本焼きの三分の一くらいでしょうか
こんなにすぐにできるもなの?!と経験ある方も驚いていました
温度にすると800度前後なのでしょうか

今回は熊谷さんご指導の焚き方なので、
それはまた人それぞれのようです

赤っぽく焼く方法、
それを黒っぽくする方法、
油で磨いて器としても使えるようにする方法
などなど


未知なことがいっぱいでした


縄文時代からこんなような方法で焚いていたのですね
ロマンチック!



一番めの写真の取っ手付きの花瓶は、
取っ手も細いし素焼きしてない状態だったのですが、
偶然に現れた下の方の黒が効いてて、とってもいい焼き上がりになりました

大満足です!


赤瀬さん、熊谷さん、(実は結構やる気で手伝ってくれた)お父さん、
みなさんありがとうございます!









これは牛のような動物の頭部

実は素焼きしてないやや湿った状態でいれたので
爆発してしまいました

ごめんね